部活動

表象文化研究部

主に東京で行われる絵画展や映画を通じて、ある表象が歴史的な文脈の中で、どのように利用されているかを研究する部活動です。つまり、芸術・文化に触れて自らの感性・教養を磨くことを目的としています。

部活動・委員会一覧
2017-08-20

いよいよ美術の小飯塚祐八先生の個展『空想する部屋の中で』(8月26日〜9月3日)が、OCO GALLERY(東京都渋谷区富ケ谷1−8−2)において始まります。

表象文化研究部の夏以降の活動は、小飯塚先生の個展から始まる予定です。皆さんも、学校の近くですから時間をみて行かれてはどうですか。

2017-08-20

2日目の行程
逗子駅→鎌倉駅→壽福寺→銭洗弁財天→(山越えハイキング)→高徳院(鎌倉大仏)→長谷寺→成就院→極楽寺→ごくらくじ駅→江の島駅(or藤沢駅)→帰り

この日は朝からよく晴れてとても暑い一日になりました。昨年の「京都合宿」で最大の山場は、鳥居をくぐりながら山を登る「伏見稲荷」でした。「鎌倉合宿」の2日目は、もしかしたらそれと同等のものになるかもしれないとぼんやりと思っていましたが、はたしてその通りになりました。

実は、銭洗弁財天は山の上にあり、旅行業者さんからもタクシーで行ったほうがいいですよとアドバイスを受けていましたが、鎌倉五山の壽福寺があったので、急きょこの旅のメニューに入れて、鎌倉駅から歩きました。

〇壽福寺は、五山の中でももっとも静かで、もっとも落ち着いた場所かもしれません。観光客もあまり見当たらず、山門も閉まっていました。お寺を回り込み、山間の墓地にある北条政子と源実朝のお墓に参拝しました。高浜虚子のお墓もありました。

〇壽福寺から銭洗弁財天までの山道がまた難所でやっと登り、そしてしばらく下ったところに入口の洞穴があり、さほど大きくはない境内が見えてきます。お金を洗って参拝、増えますようにと。お札にしたほうがいいですよねと何人にも相談されましたが、ふふっ、そこは各自ご判断してくださいと答えました。お金は天下の回りもの、ため込むのではなく、循環がよくなればまあよいわけです。

しばしアイス休憩のあと、この後がとてもたいへんなぬかるみの山道をえんえんと歩き、山を越え、そして高徳院(鎌倉大仏)へ向かいました。合宿最大の難所でした。

〇鎌倉大仏までやっとたどり着き、その大きさにやはり心を奪われました。東大寺よりは小さいものの、この大きさは目を瞠るものがありました。この周辺で1時間ほど自由時間、昼食をとってから集合し、次の目的地、長谷寺へ。

※なんとここで思わぬ人物が現れました!フランスにいたはずの大岩部長が成田から帰国後、その足でこの鎌倉合宿に駆けつけたのです。ええっと部員から声があがりました。フランスの一人旅お疲れ様、そしてこのHPでも紹介した6回にわたる「フランス絵画紀行」もよかったら読んでください。

〇長谷寺の特徴は、かわいい地蔵菩薩がたくさん見られることと大きな本堂の十一面観音像が参拝できます。このお寺から海が見える眺めもなかなかのものでした。ここで澤田君と話をしたのは、「如来」と「菩薩」の違いについて。「如来」は「菩薩」よりも偉いですねと。昨日、鎌倉国宝館でみた「薬師如来」と「日光・月光菩薩」の関係や「十二神像」との関係などについても話になりました。

こういった合宿で大事なのは、何かに気づいたときの立ち話です。次につながる見方を身に着けることができるチャンスだからです。

〇この合宿の最後の粋なお寺の名前にみんな気が付いていたでしょうか。108段煩悩の数の階段を上り、紫陽花で有名な「成就寺」へたどり着き、最後のお寺が「極楽寺」!両方とも大きなお寺ではないですが、とても落ち着いた鎌倉らしいお寺でした。


厳しい山越えをし、108段の煩悩の階段を上り、「成就」した者だけが「極楽」的なところへ行けるwこの教えを忘れないようにしましょう。

今年の夏の合宿お終わりました。冬の合宿も計画されるかもしれませんので、みんなでよく話し合ってください。

2017-08-19

1日目午後
昼食後・・・・建長寺→鶴岡八幡宮→鎌倉駅→逗子駅→宿

〇午後、鎌倉五山の三か所目、建長寺に行きました。このお寺も円覚寺と同じくらい大きな山門があります。風格のある寺です。隣は鎌倉学園という私立の学校がありました。

〇鶴岡八幡宮は大銀杏で有名ですが、大風で倒れたことが話題になりました。新しい若木が古い大きな木の周りに育ってきているのがとても新鮮に感じました。国宝館にも足を運びました。目をひいたのは、薬師如来像と左右の日光月光菩薩像、それを取り囲むように12方位を守る十二神像でした。五山に深くかかわる蘭渓道隆の書が国宝に指定されていて見られます。

〇今日一日の予定をすべて回り、鎌倉駅から宿のある逗子駅へ。宿には早めについてゆっくりしました。食事もおいしかった。
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〇鎌倉合宿の参加者

中学生7名
澤田・瀬崎・甘利・中山・栗橋・佐藤・廣岡
高校生5名(+1名)
鎌田・周藤・平田・平尾・近藤(最終日にフランスから帰国したばかりの大岩が成田から駆けつけ途中参加)

計12名(+1名)と顧問(谷口・ジェイミー)で行きました。

2017-08-19

表象文化部の二日間にわたる鎌倉合宿が無事終わりました。まず初日の昼までの様子をお伝えしようと思います。


(1日目の昼まで)
明大前駅集合→新宿(湘南新宿ライン)→北鎌倉→円覚寺→東慶寺→浄智寺→明月院ー(昼食)・・・


関東は17日間日差しが見えない日が続いていると朝のニュースで言っていました。鎌倉合宿の初日、明大前駅集合。ほぼ時間通り集合できました。早速、新宿の2番ホームへ。湘南新宿ラインで約1時間、北鎌倉を目指しました。着くと、曇り空に久しぶりの日差しが見えてきました。

鎌倉五山のうちひとつを残してこの合宿で行けました。

〇まずは円覚寺(“えんがくじ”)へ。大きな伽藍が目をひきました。鎌倉五山は当然昨年行った京都五山に対して言われる禅宗の有名仏閣です。特別な別院が京都の南禅寺になっています。一般には、「大文字焼き」などと言われているのは、実は「京都五山の送り火」というのが正しいいわれに基づいた言い方のようです。

京都のお寺に比較し、鎌倉のお寺は一言でいえば「渋い!」という印象です。それも理由があるでしょう。京都は「貴族文化」、鎌倉は「武士文化」がそれぞれ色濃く反映しているからでしょう。また鎌倉のお寺の背後には山が控え、お寺の建物とその山の間には、墓地が広がる配置になっています。これも京都との地勢の違いからくるお寺の特徴かもしれません。

〇縁切寺で有名な「東慶寺」は、昔は男子禁制で、行ってみるととてもこじんまりとしたお寺でした。女性のお墓がたくさん山の上のほうまでありました。映画「駆込み女と駆出し男」を頭において行ったので、イメージがちょっと違っていました。調べてみると、映画の撮影は、主に滋賀県のお寺をロケ地として使用したことがわかりました。実際の舞台は、もっと静かで小さなお寺だったことが実感されました。原作は井上ひさし。梅の季節ではなかったが、梅の名所。

〇鎌倉五山の二つ目、浄智寺。特に印象的だったのは、布袋様のおなかをさすったこと。

〇明月院は季節は異なるが、紫陽花や花菖蒲の名所。

2017-08-16

8月13日
午前中はルーヴル美術館をまわりました。もう時間もないので、ご挨拶というような感じでした。
午後は、唐突にルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が観たくなり、急遽オルセー美術館へ移動し、こちらでも作品たちにご挨拶しました。
また、パリに来て初めて夜間外出をして、ルーヴル美術館ガラスのピラミッドのライトアップを観に行きました。かなり綺麗でした。

8月14日
ルーヴル美術館ご挨拶の続きをしました。未だに迷子になってしまいます。規模の大きさやコレクションの多さに驚かされますね。

ルーヴル美術館へ行けるのはあと1日です。悔いのないように観てきたいと思います。

メジャーな観光地は初日に歩き回った際に全て観てきました。

8月15日
ルーヴル美術館が休館なので、様々な帰国の準備を可能な限りしました。

ラスト1日、最後にナイトルーヴルを楽しもうと思っています。

※画像は、大岩君が撮影したもの
ルーヴルのライトアップ(4K撮影)
ルーヴル美術館アポロンギャラリー

2017-08-13

8月11日
今日は市立近代美術館と人類博物館、国立自然史博物館内の大温室と動物園、植物園へ行きました。
市立近代美術館は改装工事中であまり観られず…
国立自然史博物館は広すぎるため、2日に分けての鑑賞となりそうです。
博物館の敷地内に動物園などがあるのは中々素晴らしいことだと思いました。

大岩




8月12日
今日も国立自然史博物館へ行きました。
この博物館は、敷地内に各種展示館に加え、動物園、植物園、大温室もある大きな博物館でした。
このように生物も同時に観ることができる博物館は極めて素晴らしいと思います。
博物館に行く前に、近くにある古代ローマ時代の遺跡・リュテス闘技場へ行ってみました。世界都市パリにも紀元1世紀末の遺跡があるのは中々驚きです。
夕方は憧れのオペラ座、パレ・ガルニエの内部を見学しました。ヴェルサイユ宮殿にも匹敵するほどの内装が美しいかったです。

残りの可動日数は4日となりました。
ルーヴルが開館しているのは3日間なので、最後の総まとめという形になりそうです。

大岩

2017-08-12

8月9日
この日もルーヴル美術館へ。
今回の最大の目的の1つであるフェルメールの作品が見当たらず、美術館職員に訪ねると、
職員:「フェルメールの作品が展示されてる北方ヨーロッパ絵画エリアは閉鎖中だよ。」
僕:「いつになったら開きます?」
職員:「来年だよ。」
かなり衝撃的でした。暫くはダメージから立ち直れず…とりあえずふらふらとさまよっていると、観たことのないエリアに突入していました。
ここにきて、まだ1度も観ていないエリアを発見しました。
今後はこのエリアを観ていくことになりそうです。

8月10日
帰国まであと1週間をきりました。
今日はルーヴル美術館、ポンピドゥー・センター(国立近代美術館)に続く最後のパリ三大美術館・オルセー美術館へ行きました。
印象派やバルビゾン派、ナビ派などの名作が数多くありました。
この美術館では、「あっ、お久し振りです。」というように、日本で1度観たこのある作品がかなり多かったですが、展示環境の違いからか、以前観たときとは印象が異なりました。
ナビ派の作品は未だによく分からなかったです。

2017-08-11

遅くに申し訳ないです。

実際に動ける日はあと8日間です。
びっくりするほど時間が足りません。

本日8月8日はヴェルサイユの方へ行きました。高速鉄道の駅が閉鎖されているという事件がありましたが、なんとか宮殿へ辿り着けました。
現地は雨が降ったり止んだりと目まぐるしい天候だったことに加え、2003年から17年間続く約170年ぶりの大規模改修を行っていたため、全てを観ることは出来ませんでしたが、自分が観たかったものは全て観れました。

残りの日程は、引き続きのルーヴルとオルセー美術館、国立自然史博物館で消費されそうです。
正直な話、15日間ではとても足りません。ですが、限界まで全力で観尽くしていきます。

大岩 雅典

2017-08-10

こんにちは。大岩です。
早いもので、もう1週間が経過しました。

8月4・5日
ルーヴル美術館に引きこもりました。1つの作品を決め、1時間観続けました。もちろんそれだけではありませんが。

8月6日
パリ市南東部のモンパルナス方面に行きました。
ここで、カタコンブという地下墓地へ行ってみました。正直、怖がりなのに何故行った?という感じがありましたが、人骨がある一定の秩序をもって積まれている様子は圧巻で、恐怖よりも美しいという感情が先行していました。

8月7日
午前中はルーヴルにこもり、午後はドラクロワ記念館とポンピドゥーセンター(国立近代美術館)へ行きました。古代の芸術から現代アートまでを1日で観るのは初めてだったのでかなり疲れたのですが、中々出来ない良い経験でした。

明日8月8日には、いよいよヴェルサイユに乗り込む予定です。

思いの外時間も無いですが、全力で楽しみ、全力で勉強してきます。

大岩
※写真は、大岩君が撮ったもの
〇『オダリスク』(ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル)
〇ルーヴル美術館 彫刻展示室

2017-08-10

表象文化研究部は、8月中旬の「鎌倉合宿」をひかえています。現在、大岩雅典部長が単身、フランスに絵画を見る旅に出ています。その様子をメールで送ってくれましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
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遅くなりまして申し訳ありません。
こちらは特に問題無く生活しています。

8月2日
街に慣れるために歩き回りました。主要な観光地、三大美術館の位置確認、個人的に気になったところを見て回りました。

8月3日
ルーヴル美術館に入館しました。先ずは全容の把握に努めました。展示室の閉鎖スケジュールの確認なども行いました。

まずは規模の大きさに度肝を抜かれました。全容確認をしていたため、1つ1つをゆっくり見ることはできていませんが、作品のレベルや展示の工夫など、どれをとっても一流です。
また、写真では絶対に分からない作品の細部まで見られるので、とても有意義です。
大岩
※写真は、大岩君が撮ったもの
〇『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』(ジャック=ルイ・ダヴィッド)