部活動

表象文化研究部

主に東京で行われる絵画展や映画を通じて、ある表象が歴史的な文脈の中で、どのように利用されているかを研究する部活動です。つまり、芸術・文化に触れて自らの感性・教養を磨くことを目的としています。

部活動・委員会一覧
2017-08-13

8月11日
今日は市立近代美術館と人類博物館、国立自然史博物館内の大温室と動物園、植物園へ行きました。
市立近代美術館は改装工事中であまり観られず…
国立自然史博物館は広すぎるため、2日に分けての鑑賞となりそうです。
博物館の敷地内に動物園などがあるのは中々素晴らしいことだと思いました。

大岩




8月12日
今日も国立自然史博物館へ行きました。
この博物館は、敷地内に各種展示館に加え、動物園、植物園、大温室もある大きな博物館でした。
このように生物も同時に観ることができる博物館は極めて素晴らしいと思います。
博物館に行く前に、近くにある古代ローマ時代の遺跡・リュテス闘技場へ行ってみました。世界都市パリにも紀元1世紀末の遺跡があるのは中々驚きです。
夕方は憧れのオペラ座、パレ・ガルニエの内部を見学しました。ヴェルサイユ宮殿にも匹敵するほどの内装が美しいかったです。

残りの可動日数は4日となりました。
ルーヴルが開館しているのは3日間なので、最後の総まとめという形になりそうです。

大岩

2017-08-12

8月9日
この日もルーヴル美術館へ。
今回の最大の目的の1つであるフェルメールの作品が見当たらず、美術館職員に訪ねると、
職員:「フェルメールの作品が展示されてる北方ヨーロッパ絵画エリアは閉鎖中だよ。」
僕:「いつになったら開きます?」
職員:「来年だよ。」
かなり衝撃的でした。暫くはダメージから立ち直れず…とりあえずふらふらとさまよっていると、観たことのないエリアに突入していました。
ここにきて、まだ1度も観ていないエリアを発見しました。
今後はこのエリアを観ていくことになりそうです。

8月10日
帰国まであと1週間をきりました。
今日はルーヴル美術館、ポンピドゥー・センター(国立近代美術館)に続く最後のパリ三大美術館・オルセー美術館へ行きました。
印象派やバルビゾン派、ナビ派などの名作が数多くありました。
この美術館では、「あっ、お久し振りです。」というように、日本で1度観たこのある作品がかなり多かったですが、展示環境の違いからか、以前観たときとは印象が異なりました。
ナビ派の作品は未だによく分からなかったです。

2017-08-11

遅くに申し訳ないです。

実際に動ける日はあと8日間です。
びっくりするほど時間が足りません。

本日8月8日はヴェルサイユの方へ行きました。高速鉄道の駅が閉鎖されているという事件がありましたが、なんとか宮殿へ辿り着けました。
現地は雨が降ったり止んだりと目まぐるしい天候だったことに加え、2003年から17年間続く約170年ぶりの大規模改修を行っていたため、全てを観ることは出来ませんでしたが、自分が観たかったものは全て観れました。

残りの日程は、引き続きのルーヴルとオルセー美術館、国立自然史博物館で消費されそうです。
正直な話、15日間ではとても足りません。ですが、限界まで全力で観尽くしていきます。

大岩 雅典

2017-08-10

こんにちは。大岩です。
早いもので、もう1週間が経過しました。

8月4・5日
ルーヴル美術館に引きこもりました。1つの作品を決め、1時間観続けました。もちろんそれだけではありませんが。

8月6日
パリ市南東部のモンパルナス方面に行きました。
ここで、カタコンブという地下墓地へ行ってみました。正直、怖がりなのに何故行った?という感じがありましたが、人骨がある一定の秩序をもって積まれている様子は圧巻で、恐怖よりも美しいという感情が先行していました。

8月7日
午前中はルーヴルにこもり、午後はドラクロワ記念館とポンピドゥーセンター(国立近代美術館)へ行きました。古代の芸術から現代アートまでを1日で観るのは初めてだったのでかなり疲れたのですが、中々出来ない良い経験でした。

明日8月8日には、いよいよヴェルサイユに乗り込む予定です。

思いの外時間も無いですが、全力で楽しみ、全力で勉強してきます。

大岩
※写真は、大岩君が撮ったもの
〇『オダリスク』(ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル)
〇ルーヴル美術館 彫刻展示室

2017-08-10

表象文化研究部は、8月中旬の「鎌倉合宿」をひかえています。現在、大岩雅典部長が単身、フランスに絵画を見る旅に出ています。その様子をメールで送ってくれましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
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遅くなりまして申し訳ありません。
こちらは特に問題無く生活しています。

8月2日
街に慣れるために歩き回りました。主要な観光地、三大美術館の位置確認、個人的に気になったところを見て回りました。

8月3日
ルーヴル美術館に入館しました。先ずは全容の把握に努めました。展示室の閉鎖スケジュールの確認なども行いました。

まずは規模の大きさに度肝を抜かれました。全容確認をしていたため、1つ1つをゆっくり見ることはできていませんが、作品のレベルや展示の工夫など、どれをとっても一流です。
また、写真では絶対に分からない作品の細部まで見られるので、とても有意義です。
大岩
※写真は、大岩君が撮ったもの
〇『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』(ジャック=ルイ・ダヴィッド)

2017-07-28

先日、生徒たちと三菱一号館美術館に行きました。レオナルドとミケランジェロの主だった素描がたくさん見られるたいへんよい美術展です。

そのときはまだ来ていなかったのですが、なんとミケランジェロのキリストの彫像(たいへん大きなもの)が来ています。単身見に行きました。泣けるほどすばらしい彫像です。

ああ、ミケランジェロは彫刻家だったなと改めて思いました。日本で見ることができないために、素描とかで満足していましたが、これほど大きなミケランジェロが日本で見られる機会はそうないと思いますので、この夏ぜひ一目会い行かれてはどうですか。

キリストが元気な感じなのは、システィ―ナ礼拝堂の天井画同様に、復活後のキリストを彫ったからでしょう。

2017-07-28

夏休みの合宿の最終打ち合わせをしました。高2の生徒が中1のバディとしてフォローする組み合わせを作りました。ホテルも5人部屋がほとんどなので、高2・中3・中2・中1の縦割りで構成しました。よく面倒をみてくれる先輩たちです。

2017-07-23

8月お盆過ぎに表象文化研究部(中1〜高2)12名と顧問・副顧問ALTのジェイミー先生で、「鎌倉合宿」に出かけます。昨年は、「京都合宿」でした。表象文化研究部の欄の最初の方にその報告がありますので、よろしければご覧ください。

さて、今年の「鎌倉合宿」には部長の大岩君が単身フランスへ絵画を見る旅に出ることになり、不参加。副部長の鎌田君、周藤君がリーダーになって、次の2日間の行程を計画、実行することになっています。

(1日目)
北鎌倉→円覚寺→東慶寺・松ケ岡宝蔵→浄智寺→葉祥明美術館→妙月院→建長寺→鶴岡八幡宮→鎌倉国宝館

(2日目)
銭洗弁財天→高徳院→長谷寺→成就院→極楽寺→江の島

2017-07-17

下北沢駅からすぐのところに「レインボー倉庫」という1階が喫茶店の建物があります。その3階で今、日本学園のALTジェイミー先生の個展をやっています。本日17日から30日(日)までの約2週間、展示しています。表象文化研究部のメンバーも、ジャコメッティ展を見た帰りに立ち寄りました。

中学教員室でジェイミー先生と私は美術の話をしています。作品についてもいろいろ質問をしてきました。

ジェイミー先生は、南アフリカ出身で自国にいながら少年の時から日本にあこがれ、日本のアニメをネットで見て育ったそうです。そしてやっと日本でALTとして働きながら学ぶ機会を得ました。彼の絵の主題は、南アフリカと日本の間にある「未完成の身体」で、それをどのように表現するかを今試行錯誤しているそうです。その新作「未完成シリーズ」も展示されていました。日本的なものも南アフリカ的なものもともに、「未完の身体」のなかで、ある意味で断片化していますが、完成へ向けてのその試行錯誤こそが、ジェイミー先生の今もっとも大事な問題なのだと感じました。

生徒たちもサイバーパンク的な絵画に感心していました。

2017-07-17

快晴の祭日(海の日)。表象文化研究部の生徒たちは、夏休み前に行くのだと意気込んでいた「ジャコメッティ展」に急遽でしたが、お知らせを配布し、行ってきました。午前中早めに明大前駅改札に集まり、顧問を入れて8名で出発。

いつも一緒に行くはずの「副顧問」と私たちが勝手に思っているALTのジェイミー先生は、事情があって今日は来られません。なぜなら、日本で初めてのジェイミー先生の個展が、本日から下北沢・レインボー倉庫(3階)で始まったからです。私たちも「ジャコメッティ展」に行ってから、駆けつける予定でした。

さて、まずは当のジャコメッテイ。対象との距離に苦しんだデッサンから独特の身体をもった人間が彫像として立ち現れる過程がわかるような展示になっていました。目の前の人物を描けなかったジャコメッテイは、記憶のなかの人物をまずはデッサンし、彫像に。次に身近な人を徐々にモデルにするが、少しでも動くと大きな声を出したらしいです。日本人・矢内原伊作さんも重要なモデルの一人でした。

記憶から眼前の対象へ、しかし像は極小まで小さくなったり、細く高くなったり、群像として複数の像のコンポジションが問題になったり・・・。何よりも人物の形を取らない「キューブ」だけを作り続けた時期を持つジャコメッティは、実に正直な人だと感じました。

彼は以前見たセザンヌの系譜の人で「見たままに描く」困難を一生引き受けた画家だと思いました。中1の栗橋君が、「どの彫像も表面がつるつるしてなくて、でこぼこにしてありました。あれは考えていますね。」「猫も犬も彼にはあのように見えるのでしょうね」と。よく見ているなと感心しました。