部活動

表象文化研究部

主に東京で行われる絵画展や映画を通じて、ある表象が歴史的な文脈の中で、どのように利用されているかを研究する部活動です。つまり、芸術・文化に触れて自らの感性・教養を磨くことを目的としています。

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2017-08-20

8月18日「鎌倉合宿」2日目

2日目の行程
逗子駅→鎌倉駅→壽福寺→銭洗弁財天→(山越えハイキング)→高徳院(鎌倉大仏)→長谷寺→成就院→極楽寺→ごくらくじ駅→江の島駅(or藤沢駅)→帰り

この日は朝からよく晴れてとても暑い一日になりました。昨年の「京都合宿」で最大の山場は、鳥居をくぐりながら山を登る「伏見稲荷」でした。「鎌倉合宿」の2日目は、もしかしたらそれと同等のものになるかもしれないとぼんやりと思っていましたが、はたしてその通りになりました。

実は、銭洗弁財天は山の上にあり、旅行業者さんからもタクシーで行ったほうがいいですよとアドバイスを受けていましたが、鎌倉五山の壽福寺があったので、急きょこの旅のメニューに入れて、鎌倉駅から歩きました。

〇壽福寺は、五山の中でももっとも静かで、もっとも落ち着いた場所かもしれません。観光客もあまり見当たらず、山門も閉まっていました。お寺を回り込み、山間の墓地にある北条政子と源実朝のお墓に参拝しました。高浜虚子のお墓もありました。

〇壽福寺から銭洗弁財天までの山道がまた難所でやっと登り、そしてしばらく下ったところに入口の洞穴があり、さほど大きくはない境内が見えてきます。お金を洗って参拝、増えますようにと。お札にしたほうがいいですよねと何人にも相談されましたが、ふふっ、そこは各自ご判断してくださいと答えました。お金は天下の回りもの、ため込むのではなく、循環がよくなればまあよいわけです。

しばしアイス休憩のあと、この後がとてもたいへんなぬかるみの山道をえんえんと歩き、山を越え、そして高徳院(鎌倉大仏)へ向かいました。合宿最大の難所でした。

〇鎌倉大仏までやっとたどり着き、その大きさにやはり心を奪われました。東大寺よりは小さいものの、この大きさは目を瞠るものがありました。この周辺で1時間ほど自由時間、昼食をとってから集合し、次の目的地、長谷寺へ。

※なんとここで思わぬ人物が現れました!フランスにいたはずの大岩部長が成田から帰国後、その足でこの鎌倉合宿に駆けつけたのです。ええっと部員から声があがりました。フランスの一人旅お疲れ様、そしてこのHPでも紹介した6回にわたる「フランス絵画紀行」もよかったら読んでください。

〇長谷寺の特徴は、かわいい地蔵菩薩がたくさん見られることと大きな本堂の十一面観音像が参拝できます。このお寺から海が見える眺めもなかなかのものでした。ここで澤田君と話をしたのは、「如来」と「菩薩」の違いについて。「如来」は「菩薩」よりも偉いですねと。昨日、鎌倉国宝館でみた「薬師如来」と「日光・月光菩薩」の関係や「十二神像」との関係などについても話になりました。

こういった合宿で大事なのは、何かに気づいたときの立ち話です。次につながる見方を身に着けることができるチャンスだからです。

〇この合宿の最後の粋なお寺の名前にみんな気が付いていたでしょうか。108段煩悩の数の階段を上り、紫陽花で有名な「成就寺」へたどり着き、最後のお寺が「極楽寺」!両方とも大きなお寺ではないですが、とても落ち着いた鎌倉らしいお寺でした。


厳しい山越えをし、108段の煩悩の階段を上り、「成就」した者だけが「極楽」的なところへ行けるwこの教えを忘れないようにしましょう。

今年の夏の合宿は終わりました。冬の合宿も計画されるかもしれませんので、みんなでよく話し合ってください。