職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2017-06-26

日本学園の文化祭「日学祭」の企画には厳しい審査があります。
同内容のものが無いように、来場者の皆さんが楽しめるようにという視点での実行委員からの審査が...。

校内飲食(イタリアン喫茶〜ピザとドリンクと生演奏を提供)を考えていた高校2年B組のメンバーはその審査に通るべく、クラス内で相談を重ね企画書を提出し、プレゼンテーションの準備を進めました。結果は僅差で落選...。

落ち込みつつも、気持ちを切り替えながら次の企画を検討するクラスの面々。色々な意見が出て、決定するまでに侃々諤々と意見をたたかわせつつ「今までにない斬新なものをやりたい」という思いから「コーヒーカップ(遊具)をつくって動かす」というものに決定。知識がゼロの状態なので過去に作った経験のある高校へ連絡をとって作り方を教えてもらおうと動き出す生徒たち...。

日学祭へ向けて担任の予想を超える発想や行動力を発揮する生徒たちに感嘆しているのが正直なところです。大胆な発想で主体的に行動することができるのはお互いに自分の意見を自由に言い合える環境があるからだなぁと素直に思います。かなり大掛かりな装置を作り上げることになるので、困難は避けられませんが持ち前の発想力と行動力で乗り越えて欲しいと思っています。良き仲間たちと最高の思い出を作って欲しいですね。

方向性は決まった。後はどれだけこだわりを持って妥協せずに作り上げることができるかだ。頑張れ高校2年B組!

2017-06-23

梅雨の季節の6月は、祝日が一日もなくゆっくりとした連休なども取れず、学校6日制の日本学園では気候の変動による体調不良を感じる生徒も教職員も多いはず。
そこで、ひとつ政府に提案。この鬱陶しい梅雨の季節にこそあたらしい祝日「雨の日」をつくってみんなでお休みしてみては・・・。

四季があり、季節の風物詩を大事にしてきた日本では、古来、そのときどきの雨の降り方や風の流れに親しみを感じてきました。日本語に雨や風の表現が多いのもその証拠でしょう。

梅雨(つゆ)はもちろんのこと、五月雨(さみだれ)、春雨(はるさめ)、夕立(ゆうだち)、秋雨(あきさめ)、時雨(しぐれ)、氷雨(ひさめ)、豪雨(ごうう)、驟雨(しゅうう)、俄雨(にわかあめ)、霧雨(きりさめ)、小糠雨(こぬかあめ)・・・あげればきりがありません。

蒸し蒸しした雨の多い季節にこそ、雨を見ながら雨のもたらす恵みを思いつつ、つかのまの休日を過ごすのも悪くないはずでしょう。

2017-06-20

6月18日の日曜日。日本学園は中学入試向けのオープンキャンパスを行いました。私は「理科〜顕微鏡を用いて細胞の観察」を担当しました。参加してくれた小学生達は、一所懸命に目を輝かせながら実験に取り組んでいました。皆、探究心をむき出しにして、レンズを通して見えるものにしっかりと『向き合って』いました。私はこの素晴らしい時間を小学生達と共有できたことを本当に嬉しく思いました。

彼らの多くがこれから中学入試を突破するための受験勉強に明け暮れていくのでしょうが、この先どんなに勉強が忙しくなったとしても、オープンキャンパスで実験に挑んだ時のような探究心を持ちながら学習を重ねてほしいです。入試はパターン化された問題もありますが、その多くは「出題者の意図を把握する」ことに収束します。例えば理科の問題であれば、「植物の光合成でつくられるものを挙げなさい」という問い。この問い一つにしても、問題中の条件、つまり出題者の意図によっては「でんぷん(糖)、酸素、水」の全てを答える場合もあれば、「酸素」だけで良い場合もあります。もちろん知識があってこそ条件や意図を読み取れるようになるのですが、知識一辺倒に頼ると肝心なことに気がつかず、ミスにつながることもあります。これから様々な問題を解いていく際には、じっくり腰を据えて「作者は何を聞きたいのだろうか?」と『向き合い』取り組んで下さい。これから夏休みを経てまだ時間はたっぷりあるのですから。

今、日本学園では私のクラスをはじめ、高校3年生が大学進学などの進路を開拓するために目標を見据えながら頑張っています。入試に必要な知識や科目数は比べものになりませんが、問題を解く時に探究心を持ってじっくり取り組むという基本スタンスは中学受験も大学受験も同じです。この文章を書きながら、高校3年生には「焦らず」「諦めず」「怠らず」「いい加減にならず」「くさらず」「負けず」に、腰を据えてこの夏を乗り越えて、最後まで頑張ってほしいと思っています。(今年の高校3年生のキャッチフレーズの一つが、これらの頭文字を取って「あおいくま(青い熊)」となっています。)

2017-06-19

現在高校2年生の担任をしていますが、私のクラスの3名は昨年度NGP(にちがく*グローカルプログラム)の1期生として、3ヵ月間オーストラリアのアデレードへ短期留学。また、1名は現在同じくオーストラリアのシドニーの現地の高校に長期留学をしています。

「内向きな若者が増えている」なんていうニュースも最近耳にしますが、たくましいことに同じクラスの生徒が4名も留学にチャレンジという英語科の教員としてはとても喜ばしい状況になっています。

日本学園中学では修学旅行としてオーストラリアを訪れており、その時の良い印象がNGPへのチャレンジとつながった生徒もいるようです。

帰国後の様子を見ていると、初めて長期間親元を離れ、外国での生活を経て一回り成長してたくましくなったように感じます。

留学のメリットはいまさら言うまでもないかもしれませんが、思春期の中学生・高校生にとってはとても良い効果があると思います。

生の英語に触れる!ということももちろん大切ですが、客観的に外国から日本を見つめること、家族の大切さを感じること、他人のやさしさに触れること、自身とは違う文化・価値観に気づくこと、あげればきりがないほど、成長できる瞬間がつまっているのではないでしょうか。

国際化がこれまでにないスピードで進んでいる昨今。内向きな・・・なんていう若者の傾向は本校の生徒を見る限り感じられません。1期生の生徒に続いて、今年もチャレンジする生徒がたくさん出ることを期待しています。3ヵ月間はハードルが高すぎる・・・という生徒には2週間のニュージーランド研修もあります。若いうちに日本を出てみるというたくましい男子がどんどん増えていくことを期待しています。

最後になりますが、NGPの参加者は参加前と参加後にTOEICの試験を受けることになっています。参加者のS君が先ほど職員室に笑顔でひょこっとやってきました。出発前は400点台だったのですが、先日受けた出発後の結果は800点を突破!という嬉しい報告をしてくれました。Well done, boys! I am proud of you!

*グローカルはglobalとlocalの造語です。

2017-06-16

先日、男子校フェスタが行われ、多数の来場者の中で我々日本学園もブースを開き説明会をさせていただきました。個別相談をさせていただいた保護者の方との話の中で、今の中学生をイメージしながら、こんな話をさせていただきました。

本校の校訓は「人は得意な道で成長すればよい」であり。聞いただけだと、好きなことだけをすれば良いと聞こえてしまう方もいることでしょう。しかし、私の捉え方はこうです。「得意なものをひとつ持つことで、必要な知識が増え、最終的に他の知識へと繋がる。

だからこそ、得意な道をどんどん伸ばして、様々な知識を身に着けよう!」です。たとえば、ハンカチの中心を引っ張ると持ち上がっていく。それと同時に、ハンカチの周りも一緒になって引っ張られていく。これは、「楽しいから頑張れる」→「頑張ると結果に繋がり自信になる」→「自ずと他が引き上げられる」ということです。このお話、実は私が日本学園に勤め始めた頃、教務部長をしていた現校長の水野先生から教えていただいた「ハンカチ理論」というものです。たびたび私の頭の中に登場するこのお話は、私の教育感の
一部にもなっています。

現在、私は中学2年生の副担任をしていますが、このイメージを常に持ち、学習面で引っ張れるところはないかな?学校行事で引っ張れるところはないかな?部活動で引っ張れるところはないかな?といつも目を光らせています。読書が好きな生徒、パソコンが好きな生徒、体を動かすのが好きな生徒、勉強が好きな生徒・・・いろんな生徒のいろんな個性を毎日、楽しみに見ています。

そして、今度の6月18日(日)には、日本学園にてオープンキャンパスが行われます。次に、にちがくに入学してくれる生徒はどんな生徒かな?と様々な企画を用意して楽しみにしております。

2017-06-12

「私は、今夜をもって酒を断つ」

白髪に髯の老人は、冷の一杯をあおりそう断言しました。
当時宮中には、東宮御学問所と呼ばれる教育機関がありました。東宮御学問所とは、皇太子に帝王学を授け、将来の天皇へ育て上げるための教育機関です。そこには史学地理、漢文学、外国語等の各分野に、白鳥庫吉を初めとする当代一流の大学人が集められました。

しかしその名簿の中にあった、当時無名の一私立学校の校長の名前に世間は驚きました。そしてその白髪の人物、自身を「教育界の骨董品」と自嘲気味に語る人物も、人生における「最後の最後になって」の仕事としてその「大任」を引き受けることを了承しました。それは冒頭の一杯の誓いという形になりました。

その「大任」とは、東宮御学問所において、学習院初等科を卒業したばかりの皇太子殿下、後の昭和天皇へ、帝王学の中核を占める倫理を御進講すること。そしてその「大任」を任された人物とは、本校、日本学園の校祖、杉浦重剛先生です。
その「大任」を拝命した杉浦先生は、妻を連れて九段の「招魂社」、靖国神社に参拝し、その強い意志に固められた瞳を開きました――

これは、半藤一利氏の『昭和史』(平凡社)を原作とし、『月下の棋士』の能條純一氏が作画を手がける「ビックコミックオリジナル」『昭和天皇物語』(小学館)第四話におけるシーンです。昭和天皇の人生をテーマにした漫画ですが、若き日の昭和天皇の人格形成に大きな影響を与える人物として杉浦先生は登場しました。能條先生の力強く精緻な筆致は、「人を待つに寛」、若者の成長を寛容さと粘り強さで待つ、教育者の持つ精神性すらも浮かび上がらせているような気がします。出勤するたびに右手に見上げる杉浦先生、その先生が漫画の中で生き生きと動き、そしてその言葉を口にする、そんなシーンをこれからこの紙面で見ることができるのでしょうか。活字のみでしかうかがい知ることのできなかったその言葉や信念を、生きた言葉を脳内に響かせるようにして伝えることができる、改めて漫画と言うメディアの持つ力強さを感じることもできました。

「ビッグコミックオリジナル」は、毎月5日20日発売です。生き生きと語り、そして行動する杉浦先生の姿を、皆さんも注目してみて下さい。

2017-06-10

学生の頃、有名なコピーライターの方からお話しを聞かせてもらえる機会があり、その方が「好きなことわざや格言」という話題でこの言葉を挙げていました。

「そんな言葉は生まれて初めて聞きました!」という人はいませんよね。カルタの「い」の札で、犬が「あいたたたた…」という顔をしている絵が頭に浮かぶのではないでしょうか。ちなみに「棒にあたる」というのは、正確には「電信柱のようなものにぶつかる」のでなくて「誰かに棒で叩かれる」ということらしいですが、いずれにせよ「災難に遭う」という意味には変わりないでしょう。

何ともネガティブな教訓に思えますが、捉え方を少し変えてみるとどうでしょうか。
外を歩いている以上、棒にあたることはつきものである、と。
居心地の良い自分のテリトリーを飛び出して歩いてみることで今よりも良いエサ場や温かい寝床が見つかるかもしれません。頼もしい仲間や新しい自分を見つけられるかもしれません。
時には、挫折や失敗をすること、心ない人から非難や中傷を受けることもあるでしょうが、それは歩いている者には誰しも起こりえること。あなただけではないのですよ、と。

さて、2015年の春に入学してきた生徒たちは高校3年目。いよいよ受験生になりました。
彼らも挑戦をする以上、棒にあたることがこの1年でたくさんあるでしょう。
でも、彼らはそのたびに立ち上がり、更にたくましくなっていってくれるはずです。
幸いなことに彼らの周りには、不安を共有し、時には笑い飛ばしてくれる仲間がいますしね。男子校で良かったなあ、君たち。

励まし合いながら教室に遅くまで残って勉強している姿を見て、そんなことを思いました。私たち教員も挑戦する生徒たちを一生懸命サポートします。

2017-06-05

「12個の金貨がある。この中に偽物がひとつある。偽物は重さが違う。天秤ばかりを3回まで使って、その偽の金貨を見つけよ。」

確かこんな問題だった。パソコン通信を始めた頃だから随分と昔の話だ。面白い問題だなぁと思ったが、当初は取り組まずにそのまま放置していた。ところが誰も解答をアップしてこない。挙げ句の果てには、とある数学の先生から「この問題はできないのではないか」という書き込みがあった。

できない問題が、いわゆる「問題」として出るはずがない。きっと解答があるはずだと取り組み始めた。ところが頭の悪さを露呈するようだが、なかなかこの問題が解けない。実際に10円玉を12個用意して、あれやこれややってみた。隙間の時間を使いながら3日ほど考えた。「うム、やっぱりできないかぁ」と思った。

あきらめて床に着いた。暫くうとうとしていると夢の中で啓示があった。今まで計られる方にばかり気持ちを集中していたのだ。ところが、これを解く鍵は、計られていない残りの金貨の中に隠されていたのだ。

これが分かった途端、パッと目が覚めた。やにわに起き出して解いてみると、なんと解くことができるではないか。問題を解こうとしていると、大局から物を見ずに、そのことだけにとらわれてしまういい例だ。ちょっと離れてみると、なるほど、答えはその中にあったのだ。

夜空を見上げ、淡い星雲を探しているときに目の中心で見ようとすると見えない星雲が、ちょっと中心をそらして見ると見えてくる。物の本質を見ようとするとき、ちょっと中心からずらして物事を見つめてみるのもいいのかもしれない。

2017-06-01

連日の曇り空から一転、日照りと心地よい風が吹く中、先日5月27日の土曜日に無事に体育祭が行われました。
前二日間の天気は雨となり、開催も危ぶまれていましたが当日の予報は晴れ、朝から体育祭実行委員と担当教員でグラウンドを整備し、何とか実施することができました。

そんな今年の体育祭・・・やはり注目は中学ダンスでしょうか。
昨年度はバラエティに富んだ「perfect human」
今年は少しお洒落な雰囲気を楽しむ洋楽、「Up town Funk」です。
どういった流れでこの曲になったのか、詳しくは聞いていませんが、中学3年生を中心に数ヶ月前から準備を進めてきました。前日まで入場の仕方やら、動きやら、確認やら、あたふたしており、大丈夫だろうか・・・と心配でしたが当日はみんな良くがんばってくれました。非常に良いダンスだったと思います。

ところでみなさんは、この「Up town Funk」の意味を知っていますか?
非常に気になって調べてみると「金持ち(成金)のファンク、成金のダサさを皮肉ったような意味」だそうです。
なかなかすごい意味だな〜 と思いながらさらに、ファンクの意味と、ファンクから連想される、ファンキーの意味も調べてみました。
両者とも似ている使われ方をしており、どちらかといえばファンクは「怯える、臆病、ジャズでは泥臭い渋い音楽」などという意味があり、ファンキーは「いかしている、音楽的には最高、すてきな」という意味があるそうです。
調べれば調べるほど、この言葉は様々な意味で使われており、国によっても少し意味合いが異なってくることもあるそうです。奥が深い・・・

まぁでも、そんなことを考えながら、まだ入学したばかりの中学1年生が踊っているのを見ると、なかなかファンキーで笑えてきました。
興味の出た方は調べてみてください。

さて、話は戻りますが、いよいよ日学ならでは、男だらけの体育祭がはじまりました。
私が担当になっていた仕事は入場・整列です。昨年度も担当だったのですが、実は途中から何がなんだかわからない状況になり、気づいたら15人ほどいたはずの実行委員が3、4人しかいない事態に…(競技に出場してから楽しくなってしまったのか、入場門のほうへ戻らず、クラスで盛り上がっていたため)そのため、終始立ちっぱなしで非常に疲れた印象があります。

ですが、今年は、事前に細かく確認をしていたので大きく崩れることは無く、私が座っていてもスムーズに進むくらい生徒たちはがんばってくれました。非常に助かりました。
まあでも… 実を言うと、午後の終盤はなんとなく人手が薄い気がして、私も立ち上がって動いていた気がするけど…
気のせいだったことにします・・・!

競技は順調に進み、みな一生懸命に走り、跳び、叫び、はしゃぎ、楽しんでいました。

そんな今年の体育祭でしたが、プログラムに沿って問題なく進み、中学生のダンスも大成功!あの小さな身体でファンキーな踊りを披露してくれた中学生はよくがんばったと思います。たいしたものだ。来年もまた楽しみです!
天気も良く、中学のダンスもファンキーに成功し、みんな一生懸命がんばったし、プログラムどおり順調に進んだので安心しました。本当によかった!
来年も今年以上に盛り上げ、日学ならではのファンキーな体育祭にしましょう!
生徒のみんなもお疲れ様!


そういえば、最後に一つだけ・・・

日学ではプログラムにのっていない、体育祭のイベントがあります。
そうです。

“ファンクな男たち”の“ファンキーな昼休憩”が・・・。

あれって本当にやらせて大丈夫なのかなぁ?

あれって、「あれ」です。
ご存じない方はぜひ来年、見にきてください。

2017-05-26

本日、最後のダンスの練習を終えて集合した中学生に、中3担任の小飯塚先生が「明日の本番ではにちがくTシャツは着るなよ。一番お気に入りの服を着ておいで」と言いました。

もう20年は前の映画でしょうか。ウーピー・ゴールドバークの青春映画「天使にラブソングを2」を思い出しました。シスター・クラレンスが本番直前に、まだあどけなさの残るローリン・ヒルたちの揃いの衣装を脱がせる場面です。「好きな格好で踊りな!」

明日は待ちに待った体育祭です。毎年、唯一競技ではなく披露するのが、日本学園の「中学ダンス♪」、中3が楽曲を決め、振り付けを練り、下級生たちに指導するのが伝統です。高校生や教職員、保護者の方も毎年楽しみにして下さっています。
今年、3年生が選んだ楽曲は、“ブルーノ・マーズ”の「アップタウン ファンク」。

ダンスリーダーの大竹くんを中心に、この一週間真剣に取り組んできました。リーダーや先生の怒号が飛ぶような場面もありました。ファンクに挑戦し、成功させたい3年生、この間まで小学生だった1年生。

「1年生!すぐに集合しろ!」「2年!ふらふらするな!」「3年が揃ってなくてどーすんだよ!」リーダーの大竹くん、口調こそ厳しいものがありましたが、その言葉の裏にはいつも「簡単じゃないこと求めてるのはわかってる。でもやってくれ。頼むからやってくれ」という熱い思いが溢れていました。男同士、それがわかる下級生たちは、言葉を追い越し、仲間と心を通わせ、体を揺らし、その熱い思いに一生懸命応えてきた一週間でした。

小学校の運動会では、誰もが一度は「ソーラン節」を踊ったことがあるでしょう。日本の伝統的な踊り。覚える、揃える、豪快に、元気に。
「アップタウン ファンク」で3年生が求めてきたのは、振り付けを覚えた先にある、「自由」。心も体も解放して、楽しんで躍ること。

明日の本番で、彼らは一人ひとり個性あふれるダンスをみせるでしょう。思い思いの格好で、最初で最後の本番を精一杯踊るでしょう。ステップを間違える生徒もいるでしょう。それは、未完成で完璧な、言葉にできない輝かしい瞬間です。あと1週間練習できれば完璧に仕上がるかもしれないけれど、ゴールはそこではありません。

明日の午前中、最後のプログラム「中学ダンス」を楽しみにしていてくださいね。