職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2017-12-01

This year has been very productive. The students have studied very hard and have applied themselves in the classroom. I joined many classes this year and my impression is that the students enjoyed my English classes. I especially enjoyed teaching the senior high A and B classes. They are very hard working students and I feel that their English level has increased greatly this year. They were able to understand very difficult sections in their textbook and they really appreciated having a native speaker in the classroom. I recently started using picture cards in the senior A and B classes when teaching the students new words and it really helped them imagine the new words and retain their meaning instead of just reading them in the textbook.

The junior high students have also improved greatly with some students passing the grade 2 Eiken examination and interview. I was very impressed to see junior high students pass the grade 2 exam. I came up with some new ideas and games to challenge the students to generate English sentences while looking at picture cards. I think that visuals are very important and they seem to be effective with the students. I want to use these visual stimulants more in my future classes and I think the students will improve much faster.

I wish the students all the best for their end of year examinations.

2017-11-29

11月も終わりに近づき、いよいよ12月となります。一年生は入学してから、8ヶ月が経とうとしています。生徒の様子を見ていると、入学当初に比べて成長したなーと感じることがしばしばあります。まだまだ成長してほしいので、こちらも全力で向き合っていこうと思っています。

さて、高校1年は来年度の文理選択を来月上旬までに決めることとなっています。自分が将来何をしたいのか。どのような人間になりたいのか。それらをしっかり考えて決めなくてはならない、いわば「人生の岐路」です。

私は国語科の教員ですが、もともとはねっからの理系肌でした。なので、中学時代の友人に国語の教員をしているというとかなり驚かれます。将来は何かの研究でもしていたいと思っていましたし。そのくらい文系とは縁遠かったのです。ではなぜ目指したのか? 理由は二つあります。一つ目は、中学1年次の担任の先生が国語の先生だったということ。女性の先生でしたが、生徒に好かれ、パワフルで、みんながその先生について行く、そんな先生でした。でもまだそのときは、「こんな大人になりたい」というくらいでした。二つ目は高校の古典の授業です。そのときの先生は講師の先生でしたが、古典文学がものすごく好きで、授業中に目がキラキラしながら授業をされていました。単純に教科書を追うのではなく、さまざまな資料を用い、文学の本質を追うような授業でした。そのときに、「あ、文学は奥が深い」と強く感じ、大学でも学びたいと思うようになりました。そして大学でしっかり学び、今に至るというわけです。

このように、「自分はこっちだ」と思っていても、案外、別の道が自分にふさわしい道かもしれません。文理選択をする上で、きっかけとなるような小さな出来事がいっぱいあると思います。将来と真剣に向き合うことも大人になる大きな一歩です。よくよく考えて、自分の選択した道へと一歩踏み出してほしいと思います。

2017-11-27

本校では、生活指導部の先生方を中心に定期的に校門指導を行っています。11月から冬服に完全衣替えということもあり、服装の乱れがないかどうかをチェックしたりしていますが、メインは挨拶です。

挨拶の「挨」という言葉には心を開くという意味、「拶」という言葉にはその心に近づくという意味があるそうです。要するに、挨拶とは、自分の心を開くことで相手の心を開かせ相手の心に近づいていく積極的な行為である、と書かれておりました。

単純に爽やかな挨拶をしたりされたりすることで、皆が気持ちよくなるというのが、ずっと指導を続けていての実感です。これを共有してもらいたいとも思っています。

爽やかな挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいないと思いますし、挨拶が飛び交っている学校は活気があってとても良い学校だと思います。来校された方々からは、生徒の挨拶が非常に良いですね。という声もよく聞かれ、とても嬉しい気持ちにとなる事が多々あります。

みんなが挨拶というものを今以上に意識して、学校全体が活気のある爽やかな居場所になるように、これからも私自身が積極的に挨拶をしていきたいと思っております。

2017-11-25

「日々の泡」 フランスのボリス・ヴィアンの小説タイトルでもありますが、今回は私の学級通信の右隅にあるコーナーのお話。
サブタイトルで「担任が思いつくままに、ぶつぶつつぶやく日記」としています。

その名の通り毎回思いつくままに、トピックもさまざま。生徒たちへ向けて、はもちろんですが、ときに保護者のみなさんへ向けて書くこともあります。

毎回通信を配布すると、あれだけ騒がしい・・・もとい、大変元気な生徒たちも静まりかえって読んでいます。そして毎回載せている朝テストのクラスランキングに自分の名前が入っているかをチェック。その他は特に感想を述べるでもないわけですが、先月通信をクラスに配布したところ、「あれ?ぶつぶつがない!!」と数名の生徒。意味が分からず聞いてみると、「泡ですよ、泡!」 と言うのです。その日は文化祭明けの特大号だったため写真をたくさん載せる都合上、「ぶつぶつ」の「泡」、つまり「日々の泡」は休載していたのでした。なんだ、ちゃんと読んでタイトルまで覚えてくれているのだな、と嬉しくなりました。また、保護者の方から「すべてファイリングしてとってあります」「愛読者です!」などというコメントを生徒づてにいただくこともあり、そういった声が励みになっています。

先日のこと。とある保護者の方から「先生! 初めて手渡しで学級通信をもらいました!」とのご報告。その生徒は今回朝テストのランキングで始めてクラス10位に入ったのです。彼は教室で通信を見ている時はノーコメントでしたが、夕飯の時お母さんへ「10位入ってるから」とだけ言って渡したそうです。想像するとほほえましいですね。高校生にもなると、なかなか学校やクラスでのことを話さなくなるものだと思います。でも、こうした通信が会話のきっかけになることもあるのだと感じる最近です。より多くの生徒たちとご家庭の橋渡しとなればいいなと思っています。

2017-11-22

前のリレートークにもありましたが、先週の土曜日(11/18)、4人の講師をお招きして「あつき恵み教室」が開かれました。

2部構成のため生徒たちは全員のお話しを聞くことはできず、2人の方を選んで聞くことになりました。

生徒たちが普段接する大人は、自分の保護者や教員などに限られるでしょうから、それ以外の大人のひと人たちの話しを聞くこと自体が珍しく、刺激になったことだと思います。

4人の方のうち3人までが、本校の生徒の保護者であることから、あたかも自分の子どもを教えさとすように話される方もいらっしゃって、生徒たちも緊張感のなかにも親しみをもちながら聞いていたようです。

講師の方たちは、ご自身の仕事との出会いややりがいなどのほか、中学高校時代のお話しや生徒たちが学生時代にやっておいた方がいいことなどを親切に教えてくださいました。

3人から5人の小さなグループですから、講師の方によっては一人ひとりの生徒の名前を語りかけながら、その生徒にあわせて今後のための個別、具体的なアドバイスをくださる方もいてとてもためになったようです。

今週から中学2年生はまとめのレポートの作成をはじめています。せっかくの貴重な体験ですから、しっかりしたレポートをまとめて来年の「15年後の自分」発表に生かしていってもらいたいと思っています。

2017-11-20

日本学園の創発学の大きな柱は、第一次産業(林業・漁業・農業)の現場で体験・取材する「調査研究」のプログラムと自らの「得意」を将来へつなげ、自己創造していく「キャリア教育」のプログラムです。

中高生くらいになれば「職業」についてある程度は知識や意義などは知っているだろうと思うのは、おそらく大人の思い込みです。本校の創発学で「キャリア教育」の初歩から何年も指導した経験から言わせていただくなら、実際に「職業」に就いている方から話を聞いたり、働いていらっしゃるところを訪ねたり、質問したりして初めてやっと中高生は「職業」の輪郭がつかめるようになってきます。

今回の「あつき恵み教室」は4人の講師の方々(航空宇宙科学・オーストラリア大使館・CGデザイナー・文具デザイナー)にお越しいただき、お話を聞き質問する機会が持てましたが、いきなりこの授業に参加しても生徒たちは、お聞きしたお話が身になりません。

その出発点として、いつも取り組ませている事前学習が、ワークシートを持たせ保護者や身近な方に直接インタビュー取材をし、クラスで発表するプログラムです。相互発表になりますので、他の生徒の発表を聞き、自分が取材した方とは異なった「職業意識」を聞くことができ、比較できます。そうすることで、初めて「職業とは何か」という問いに近づけるようになってきます。

その準備段階を経て、今回の「あつき恵み教室」を迎えました。その詳細は、担任の山下先生が書かれると思いますので、そちらをぜひお読みください。ちなみに「あつき恵み」という言葉は、本校の校歌「♪ひとの世の/あつき恵みに/こたえつつ/おのがつとめを/つくさなむ」の部分から取っています。

講師の先生方、ありがとうございました。

2017-11-18

本校では年間3回の数学検定(実用数学技能検定)を学内で実施しています。本校では、創発学のみならず、ありとあらゆる場面で事前学習、事後学習を行います。当然、数検でもその限りではありません。事前に過去問を解き、既習範囲の復習と、未修範囲の発展的学習を数学科の教員だけでなく、クラスメイト、先輩からも教わり、教え合いながら合格を目指しています。

数検では、中学1年生終了程度が5級、中学2年生終了程度が4級、中学3年生程度が3級となっており、各学年が終了した段階で、学年に見合った級が取得できていることが目標となります。現時点の段階でいうと、各学年の終了を待たずに、目標級を取得する生徒が非常に多く、今回の検定でも、自分の学年に対応した級以上の受験をしています。

先日行われた数検では、クラスメイト同士で教え合い、教科担当者が、未履修範囲について授業をし、フォローしました。現在の中学生からセンター試験に変わる新テストの対象者となるので、形だけの指導ではなく、成り立ちや、考え方も含めて指導したため、その成果があったようです。

生徒同士教えたい気持ちが強くなると同時に、だんだんと自分の理解にも繋がって自信をつけていった様子がわかりました。

学年全体がこの数検に盛り上がっている雰囲気をみていると、数学同好会のように錯覚してしまいます。もしかしたら、そのうち同好会から部に昇格・・・という夢を密かに感じさせてくれる熱心さでした。

みんなの努力が結果につながることを信じて、結果を待とうと思います。

2017-11-15

街の本屋さんを覘くと、「君たちはどう生きるか」(原作:吉野源三郎著・マガジンハウス)の漫画が平積みされています。手にとってページを捲ると眼鏡をかけた中学生(コペル君)が描かれ、読み進んでいくと、昔この本に出会った当時、頭に思い浮かべた眼鏡を掛けて気の弱そうで勉強が好きな少年がそのままの姿で描かれていて思わず懐かしさを感じました。

「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著・岩波文庫)との出会いは今から約40年前、大学の教職課程の授業で紹介されて読みました。科学的なことに興味関心があり、科学や数学に関した本を中心に読み込んでいた中で「人間の生き方」についての本は衝撃的であり感動でした。特に大学2年生のときで、次年度の選択科目で研究志望を目指しより専門的な科目を選ぶのか教職課程を継続していくのかの悩みの中での出会いであり、大きな指針になった記憶があります。

今でも鮮明に記憶に残っていて授業でも話しているのは、「ニュートンの万有引力の発見」について「ニュートンがりんごが木から落ちたのを見て、想像の中でりんごを、10m、100mと上げていき月の高さまで上げたとき、重力があるならりんごは落ちなければいけないが、月が地球に落ちてこないのは地球が月を引っ張っている力と月がまわる勢いで飛んで行こうとする力が釣り合っていると考え証明した」との項目です。理科的なことだけではなく、生きていく中で物事の本質をみつけることは重要です。今見えることを掘り下げていくと見つかることがあります。

もうひとつ重要なのは「ものの見方」です。本で述べられていますが、天動説と地動説のように、人も小さいときは天動説のように自分中心に考えていきますが、大きくなり社会を知るようになると広い世間を先にしていろいろなものを考える、地動説のような考え方をしていきます。ただし、人は弱いもので自分勝手な考え方(地動説的考え方)をして都合のよい見方をしてしまいます。昔、自分たちが宇宙の中心と考えていた間、宇宙の本当のことが分からなかったと同様に、自分を中心にして物事を考えていくと世の中の本当のことも知ることができないで終わってしまいます。ぜひ、「ものの見方」を身につけて欲しいと思います。勉強でも各論ばかり勉強すると本質が見えなくなります。そのとき少し離れて総論を勉強してみてください。

さて、今授業を担当している高校1年生は来年の文理選択に向けて、高校2年生は理科選択、社会選択の時期になっています。特に高校2年生は、自分の将来を考え自分の進みたい方向への授業選択となります。「ものの見方」とか「ものの本質」とは異なりますが、自分の将来に向けてじっくり考えて来年度の授業選択をすることを願います。

最後に、漫画「君たちはどう生きるか」(原作:吉野源三郎著・マガジンハウス)は非常に読みやすいです。ぜひ読んでみてください。

2017-11-10

11月3日金曜日、文化の日に柔道部は、川口高校、駒澤大学付属高校と合同練習を行いました。そして、この合同練習に合わせて日本へ練習に来ているフィジーの選手も練習に参加してくれました。

フィジーの選手と練習をしたことで日本の柔道とは違った柔道を体験できました。また、練習中に英語が飛び交い、楽しく、いい緊張感の中で練習することができました。

練習が終われば柔道が好きなもの同士、記念撮影や英語で話しかけ交流をしている姿がありました。各々が異文化に触れることが出来た文化の日でした。

2017-11-08

本校の高校1年生と2年生は、次年度の選択科目を決めなければならない時期になりました。特に高校1年生は、文理選択というとても大事な選択を迫られています。先日予備調査を提出してもらいましたが、もしかしたらまだ悩んでいるという人もいるかもしれません。

文理選択の最大のポイントは、自分がどのような職業に就きたいと思っているのか?ということです。ただし、小学校低学年の児童が『バルサの選手になって活躍したい』などと言っているのと同じように考えてもらっては困ります。憧憬のようなものではなく、もっと現実的に考えてください。大抵の職業は文系でも理系でも関われるのですが、ごく一部の職業(医師や薬剤師など)は文理選択がその時点で決定します。

また、これまでどのように学業に向き合ってきたかも選択を決定付ける一因となります。数学や理科については、中学生のときや高校1年生になってからの学習内容がしっかり理解できていないと、高校2年生になってから『答えを見ても解らない』という事態が多発します。「新たな内容を覚えたとしても、それまでの学習内容が理解できていないと得点に結びつかない」という特性は、理系の方が強いのではないかと思います。授業は後戻りしてくれないですから、自分で時間をかけて復習していくしか解消方法はありません。もっとも、文理問わず学習時間が足りないと成績が下降していくことに変わりはないのですが・・・

野球をやっていない高校生が『プロ野球選手になりたい』と言い出したら、誰もがおかしいと感じると思います。職業選択や文理選択だって同じです。文系を選ぶにしても、理系を選ぶにしても、そのために努力をしていない人、勉強をしていない人が選んでも上手くはいかないのです。

幸いなことに11月は特に行事もなく、学習に集中できる時期です。まずはこの1ヶ月、本当に必死に勉強してみてください。