職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2018-04-28

「勉強は楽しい」 高橋先生(高1A担任 山岳部顧問)

新入生を迎え、授業が始まって二週間が経ちました。
高1Aは特進コースとして、慣れない新生活に苦労しながらも、みな真剣に学習に取り組んでおります。
さて、入学早々のオリエンテーション期間のHRで、「勉強が好きな人?」と聞いてみたら、誰も手を上げませんでした。勉強はやはり特進生であってもやっかいなものなのでしょう。
今年の高1Aでは、「勉強は楽しい!」をモットーに学習活動に臨むよう声をかけています。先日の学級通信の記事を以下に抜粋します。

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勉強は楽しい!? 出た出た、優等生の思考回路。担任も、高校生の頃は勉強が楽しいなんて思わなかったです。2年までは。でもね、3年になって受験生、勉強漬けの毎日を過ごしているうちに、問題を解けた時の快感、模試で成績が上がったときのうれしさ、そして一つ単語や構文を覚えて文章が読めたときに、自分が1UPしたことを実感でき、なんだか勉強が楽しくなってきたのです。そうなったらしめたもの、楽しいのだから親や先生が「無理するな」と止めても勉強に向かうし、夢中になってやるからどんどん吸収できるのです。
受験勉強は苦しい。この苦しみに耐えぬいて頑張れ!勉強は嫌だと思うけど、そこから逃げないで!などなど、良く言われますが、みなさん勘違いしないでください。
楽しい=楽 とは違うと思います。みなさんのゲーム、楽にクリアできるゲーム、そこまで夢中になる? 運動部の人、苦しい練習をイヤイヤやってます? 私が登山に情熱を注いだのも、一筋縄ではいかない山に挑む困難さに「楽しさ」を感じたからなのです。勉強も同じです。
というわけで、君たちは「勉強は楽しい!」と思いこんでいきましょう
とはいえ、その境地に達するためには、やっぱり地道な努力が必要です。ある調査によると、MARCHレベルに合格する人の、高1時点での平均家庭学習時間は、2時間弱だそうです。
家庭学習2時間、目標を立てても継続は大変です。ただ2時間、机に向かうだけではだめです。2時間集中して実のある学習です。
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今まで知らなかったものを知る。今までできなかったことが努力してできるようになる。これは本来とても楽しいことです。だから、大変な課題こそ「楽しみ」も大きいと言えましょう。
私も、まずは教員が「学ぶことは楽しい」という発想で生徒に接しなければいけないな、と襟を正して今年度をスタートさせています。クラスの生徒が毎日つけている学習記録で、先週ある生徒が「勉強の楽しさが少しだけ分かってきた」と書いていました。クラス全体、学校全体がそんな空間になることを目指して、生徒とともに学んでいこうと思います。