職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2017-01-16

「中学研究論文発表会」吉見先生(中3担任・数学科・軽音楽部)

中学3年生は中学創発学の最終プログラムである「研究論文発表会」を1月13日(金)、14日(土)の2日間で行いました。

論文のテーマを「15年後の自分」として、15年後に自分がどのような仕事に就いているかを考え、今の自分に何が必要かを発表してもらいました。

準備自体は、昨年の3年生の論文発表の後からスタートしました。こうしたい、ああしたいとディスカッションしながら始めました。具体的にスタートしたのは3年生になってからでした。

私 「何をテーマにしようか?」
生徒「いくつかあるんですが、こっちも良いかななんて思ってます」
私 「ふむふむ、イイじゃない」

という感じもあれば、

私 「何をテーマにしようか?」
生徒「う〜ん。何ですかね・・・」
私 「じゃあ、いまやってみたいことは?」
生徒「・・・」
私 「・・・」

という感じもありました。正直15年後の自分というテーマはなかなか難しいです。

しかし、

本校では創発学というキャリア教育のプログラムを行っていて、中学1年生の入学時から林業を学習して、1年生、2年生の夏に農業・漁業を学習します。また、2年生の2学期には、あつき恵み教室と題して、保護者の皆様から職業についてのお話を聞きます。そのどれもが、事前学習をしっかりと行い、現地で学習をして、その後事後学習をして、文化祭などで発表を行っています。

つまり、

職業に対してのイメージがちゃんとあるので、じっくり話をしていくと、心の底で思っていたことが出てきます。

生徒「この職業ってありですか・・・?」

GWのあたりには各自思い思いの職業が無事に出揃いました。このあとは参考文献やインターネットを使って資料を集め、夏休みなどを使って自分のテーマにあった職業に就いている方にアポイントを取りインタビューを行います。

「どうしても、2箇所にインタビューをしたいのですが・・・」や、「以前断られてしまったのですが、急遽OKがでました!」、「クラスメイトのお母様の仕事を取材したいのですが・・・」など様々な場合がありますが、1人1箇所は必ずインタビューを行いました。

準備は着々と進み・・・というより時間が着々と進み12月の最終段階。私の思ってもいなかった事態が起こりました。

生徒「パソコンに入力するのに、すごい時間がかかるんですけど・・・」
私 「なんですって!」

最近の生徒はパソコンが身近にあり、触れる機会が多いので大丈夫だと思ってしましました。放課後の時間をフル稼働して論文作成・パワーポイント作成からの修正・・・修正・・・。生徒の皆さんは本当に頑張ってくれました。

3学期に入り最終確認および発表練習。ここでは、自分の話したいことが上手く伝えられるかが最重要項目です。

私 「出来上がった順に、練習するよ!」
生徒「できました!」
私 「では、始めてください」
生徒「・・・?僕は何が言いたいんですか?」
私 「・・・もう一度考えようか」

こんな状態で一人一人やり取りをして、いよいよ本番。

発表は両日ともに概ね良好。多少のアクシデントもありましたが、幾度となく人前に出て発表しているからか、堂々と対応してくれて、良い発表が出来たと思います。

後輩である、1年生や、2年生も真剣に話を聞いてくれましたし、保護者のみなさまからも熱いメッセージをいただきました。中学部長からも質疑応答の時間にたくさんの質問を投げかけてくれました。

発表会のあと、HRにて今回の反省を行いました。私からの言葉は、「今日の発表が今の君たちのすべて。間違えてしまった。もっとこうすれば良かった、も今の君たちのすべて。あの時君たちが本気になったから、今日これだけの発表ができた。これから先、人前で発表しなければいけない場面は必ず来るはず。その時には今日よりもっとうまくできる」でした。

中学3年生の皆さんは本当によく頑張りました。お疲れ様でした。このあとは、3年間最後の各検定試験と学年末試験、オーストラリア語学研修、卒業式と行事がまだまだ続きます。気を抜かずしっかりと進めていきましょう。

君たちの15年後に向けて、もっと光を・・・