職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2017-02-22

「色々な楽しみ方」藤野先生(高1担任・理科・囲碁将棋)

中学からの友人と会い、懐かしい、思い出のゲームをしました。
思いの外、思いで補正もありながらかもしませんが盛り上がりましたので、今回はその話を紹介したいと思います。

自分の母校ではトランプが持ち込み可でしたので、休み時間の度に決まった人の席に集まって3〜10人くらいでトランプしていました。ただ何人集まるかはばらつきがあり、いつも決まったゲームで遊ぶことはできません。大貧民、ナポレオン、ハーツ、他にも3種類くらいあった気がしますが、この辺のゲームを人数に合わせて遊んでいたと思います。

そうして何度も集まって遊んでいるうちに、いくつかの不満点が浮き彫りになってきました。短い休み時間だと人数が十分に集まらず、行えるゲームが限られる。一方で長い昼休み時間の場合、一度始めてしまうと少し遅れてくる人に対応できない。

さてどうしようと、どうすれば良いかみんなでわいわい相談した結果、もう「やるゲームを決めるゲーム」を作ればいい、それも色々なゲームで遊びたい。

で、...作りました。
その名も「11枚ゲーム」(詳細は後ほど)。
遊んで学生時代も、ついこの前もこのゲームで盛り上がったわけですが、おそらく自分が面白いと思うほど、これを読んでくださっている方には面白いと思っていただけるほどのゲームではないと思います。

なぜこのゲームが自分にとって楽しいのか、自分が思う答えは仲間同士で時間を共有しながら、みんなで共通の不満を持ち、それを改善するために繰り返し試行錯誤して、みんなで満足いく形にまでしたゲームだからです。

遊びながら勝ち負け以外にも改善点を模索して、単純な勝敗以外に「こうしよう」「ああしよう」で「もそれだったらこの部分を戦略的に改善すれば良いだけだよね」といった風に議論して楽しんでいました。ここの部分はあの時間を共有した人にしか楽しめない部分だと思います。

中学・高校に入った後、新しく様々な人と関わることになり、色々なことに臨むと思います。その時に、こんなくだらないことでも良いんです。色々と試行錯誤して、是非友人たちと共有する時間を作ってください。その時間が多ければ多いほど、友人関係は深くなります。だからこそ中学・高校のときの友人は本当に一生涯の友人になりえるんだと思います。

※「11枚ゲーム」の詳細
ジョーカー2枚を加えた54枚で行います。各プレイヤーに11枚ずつ配り、これを手札として戦略を練ります。どのゲームであれば勝てるか?を検討し、手札から1枚を選んでカードを伏せ、全員で一斉に公開します。その伏せたカードの強さが一番強いプレイヤーが遊ぶゲームをいくつかの種類から選び、公開した1枚を除く残された10枚を手札にして選ばれたゲームで勝敗を決めます。子供ながらの工夫点として、大貧民にある程度有名な8切りとか以外に地方ルールの10捨て、7渡し、ジャックストップ、5飛ばし、逆段、檄縛あたりまで加えたほか、徐々に追加要素を増やして不要札を減らしてどんな手札でも一定の戦略を練れるようにしていったのを覚えています。遊ぶメンバーが半ば固定だからこそできることであり、正しく暇を持て余した学生の遊びそのものです。