職員室

リレートーク

にちがくの教職員によるリレートーク
~学校生活、そして日常を語り繋ぎます~

2017-10-04

「にちがく祭、今年も」添田先生(中学副担任・国語科)

爽やかな秋晴れの下、本校の文化祭『にちがく祭』が開催されました。この二日間のために、生徒たちは熱い思いで、ひたむきに準備してきました。いくつもの持ち場を東奔西走しました。幕開けを待ちわびて一心に練習しました。前夜はくたくたになるまで、スタートアップのぎりぎりまで。

今年も、誰も妥協しないにちがく生でした。
朝から汗を流して資材を運び、日が落ちかかっても必死に釘を打つ高校生がいました。ときに衝突し、議論し、遅くまで演劇の練習を重ねる中学生がいました。これでは違う…と思えば、労を厭わず、また初めからでも作り直す生徒たちがあちらこちらにいました。

今年も、誰もが役割を担ったにちがく祭でした。
にわかに活気づく準備期間、あっという間の本番二日間、そして後片付けと復旧作業、手のあいていそうな生徒など一人もいませんでした。クラス、クラブ、係、委員会、発表、接客…、全員が何役もこなしました。ゴミ捨て場には、最後の最後まで後片付けをし続ける、高校3年生実行委員の姿がありました。

今年も、新しい景色を見せてくれました。
我々教員が「さて、このくらいか?」と思いかけるとき、つい口を出してしまいそうになるとき、生徒たちは思いも寄らない発想で、楽しみながら切り拓いていくのでした。その結果、「コーヒーカップ」は、暗闇にキラキラ花びらのように華麗にくるくる回り、「生地からすべて手作りのピザを」と言った高校生たちは、本当に素晴らしい味わいのそれを、お客様を待たせることなく提供しました。

今年も、男子だけで創り上げました。
女子生徒のいない日本学園では、いつの間にか「なんでもやる」ようになって巣立っていきます。模擬店の高校生たちは、当たり前のようにエプロンをつけて、包丁を握ります。「日本文化」を英語で発表した中学生は、赤と白のクロスを器用に縫い合わせ、教室のムードを一変させました。三階へ吹き抜けるエントランスでは、高校生の実行委員が一晩で作った「にちがく祭ムービー」がお客様の足をとめ、見上げた先には、男子の手によって作られたとは思えないほど美しい寒色の花々が垂れ下がり、視線を奪いました。

二日間の皆様の笑顔に生徒たちは、今年のテーマでもある『感謝』でいっぱいになったことと思います。たくさんの方にご来場頂き、心より感謝申し上げます。